◆市民向け講演の実例 |
患医ねっとが手掛けたある大学(薬学部)学生向け講義の実例を紹介します。 【ご依頼の前提】
・市民 30名程度(高齢者が多い) ・120分
・主催団体から「医療とのコミュニケションについての講演」との依頼
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◆タイムスケジュール例 |
所要 時間 |
形態 |
担当 |
狙い |
内容 |
0:05 |
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主催 |
開会あいさつ |
主催団体事務局から |
0:50 |
講演 |
患 医
ね っ と |
患者・市民が主体的意識を持つ |
講演
「自分がよりよい医療を受けられるようになるコツとチエ
〜目からうろこのお薬手帳200%活用術〜」 |
0:05 |
休憩 |
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0:55 |
実習 |
具体的行動変容を可視化する |
ワークシートを用いて各自が自身の行動変容計画を立案。
グループごとにディスカッションし、内容を深める |
0:05 |
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主催 |
まとめ |
主催団体事務局から |
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◆本研修が可能な対象・人数 |
・市民・患者ならどなたでも ・人数も何人でも可能 |
◆特徴 |
・患医ねっとは、全ての研修や講義において、ご依頼された団体の理念やコンセプト、狙い、獲得したい成果、シラバス、教育実施要領 などに合わせて内容を組み立てます。
・単に「いい話を聞いた」ではなく、自分がどう行動や意識を変えるのかという、変革を具体化します。だからこそ、参加者の満足度が上がります。
・参加者同士のディスカッションなどを通して、参加者間の交流を深めます。 |
◆実際の講演の内容 |
(本欄はある主催者が、講演内容をまとめていただいたものであることをご理解ください)
生まれつきの身体障がい者であり、いまは末期がんの闘病中である今回の演者は、その経験などを活かし、市民や患者に対しも数多くの講演活動をされています。今回は、「自分がよりよい医療を受けられるようになるコツとチエ
〜目からうろこのお薬手帳200%活用術〜」というテーマでお話をいただき、その後ワークを通して参加者一人ひとりが明日から具体的に行動できることを見いだす時間になりました。
実際に、日ごろ医療者に対しては、聞きたいことが聞けない、説明が理解できないなどコミュニケーションがうまくいかない体験は多くの方がしているものです。
そこで、医師との関係性を改善する前に、まずはお薬手帳を活用して薬剤師との関わりを深くする知恵の紹介です。
時間の制約や専門性が強い医師に比べ、薬剤師は広く患者をとらえ、個人の生活を踏まえて薬の飲み方などを考える力があります。それを患者としてはうまく引き出し、活用すればよいのです。そこで用いる道具がお薬手帳。
本来、お薬手帳は単に薬の情報を貼るだけのものではありません。市民・患者自身が残っている薬の数を記載する、患者自身で病名を書く、医師や薬剤師の説明をメモするなど、様々な情報を管理できる優れた「健康手帳」なのです。演者自身のお薬手帳には、医師が病気の説明をした際に書いたメモや、今後の治療計画なども書かれています。
このようにオリジナルの健康手帳を作っていくことは、病名すら知らない薬剤師にとって貴重な情報源になり、それは逆に、幅広い知識を持っている薬剤師から有益な情報を私たちは得られることにつながります。
そして、その健康手帳は、医師にも見せて情報共有することが望まれています。医師と薬剤師の異なった側面から、多角的に疾患を診ることにより、より確実、安心な医療を受けられるようになるのです。
さらに、自分の医療への希望なども、医療者へ口頭で言うのではなく、文字にして正確に伝えることで、医療者がより理解を確実にするとともに、記録して残せることになります。
いまいちど、自分のお薬手帳を見返してみて、自分で書き込み、それを医療者へ見せる勇気をもってください。患者は、病気に立ち向かうチーム医療の一員なのです。
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◆価格事例 |
・都内 120分 主催団体規定による
上記価格は、過去の実例として挙げています。 開催地、受講数、時間、講師の必要人数などにより、内容や価格は変わります。
大学の規定や制限がある場合は柔軟に応じます。
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◆お問い合わせ |
【こちらから】お気軽にお問い合わせください。
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