患医ねっとの紹介

患医ねっとは、身体障がい者かつ癌の罹患者であり、製薬企業で勤務経験 をもつ「代表 鈴木信行」が2011年に立ち上げた団体です。そして、病気や障がいをもつ方、医療者、そして製薬企業の従業員をつなげ、「日本でよりよい医療環境を実現したい」という想いから、講演、研修、イベントなど幅広く活動しています。
特に、製薬企業の従業員に対する講演や研修、イベントは、2024年3月末までに〇社、 のべ100回以上の実績があります。そして、ほぼ全社がリピートするほど、高い評価をいただいています。
これらの活動の中で、よりよい医療環境を実現するために必要と考え運営を始めたのがweb配信事業「くすりと生活」です。

製薬企業の抱える課題

薬の研究開発に不可欠なはずの患者の「声」が届きにくい…という業界の構造があります。製薬企業では、高い倫理性と透明性を確保し、製品の適正使用を促すための業界基準に基づき、患者さんへの直接的な広報・宣伝活動を法的・自主的に規制しています。
そのため、製薬企業の従業員は、患者のニーズに合った製品を研究、開発、販売したいという思いを持ちつつも、自由に直接患者に会って話を聞くことが難しい立場にあります。特定の部門が、基準に基づいた適切な方法で医療者や患者の話を聞くことはありますが、そこで得られた情報は内容によっては、国への報告、届け出などが必要となる場合もあります。
そのため、多くの企業では、従業員が患者の声に触れられるよう、患者による講演会等を企画するなど工夫をしていますが、年数回の機会にとどまり、また講演者の選出にも苦慮しているのが現実です。

「くすりと生活」が目指す姿

患者の生活を知ることから始まる「助け合い」を助けあっていきたい。
・多様な患者の日常生活を知る「機会」の創造
・患者が本音で話し、多くの人が聴いて共感することができる「場」の創造
この2つの創造を通して、患者の日常生活における課題や希望を根底から引き出し、共感することで生まれる「新発見」をみなさんと共有する。
本web配信事業「くすりと生活」は、みなさんの「患者の生活や経験を共有・発信できる場(プラットフォーム)」になることを目指しています。

「くすりと生活」の動画について

インタビュアーが、日々くすりを飲んでいる患者(ゲスト)から病気のこと、治療のこと、家庭・家族のこと、生活のことなどをインタビューしている様子を収録し、毎回30~40分程度の動画として編集しています。

■ 動画の視聴方法
動画の視聴は2つの方法があります。
1.毎週金曜日の12時~13時の配信を視聴(無料)
誰でも患医ねっとホームページ(https://kan-i.net/)より、ご覧いただけます。
配信の際には、患者(ゲスト)もリアルで登壇し、皆さんの質問に即座に回答します。よって、患者(ゲスト)の話をより深く、ご理解いただけます。
2.アーカイブ動画の視聴(有料)
対象は、「協賛企業の従業員」と「患医ねっとオンラインサロンメンバー」(個人協賛)となります。
患者(ゲスト)の名前、疾患名の一覧から観たいアーカイブ動画にアクセスすることができます。パソコンやスマートフォンなど、様々な機器、場所で、自由な時間に閲覧が可能です。

■ 動画の3つのポイント
動画は特に以下の3点を重視して作成しています。
ポイント1:インタビュアーの多くは患者や障がい者です。また、患者(ゲスト)は自らの経験や考えなどを話すことに注力しています。そのため、より本音をひきだし、語ることができるため、みなさんが患者(ゲスト)の日常生活の実態や共感を得られやすい内容となっています。
ポイント2:配信動画は製薬企業の従業員のチェックを経て配信しています。そのため、みなさんが懸念する禁止事項や不確かな医療情報は含まれず安心してご覧いただけます。
ポイント3:異なる病気や障がいをもつ患者(ゲスト)の動画を、毎週1本ずつ追加しています。みなさんは、疾患の偏りが失く、毎週、異なる疾患について学ぶことができます。

今後の配信予定

配信の実績

■実績一覧

■過去の動画(アーカイブ)を閲覧するには・・・

◇企業協賛向けサイト
患医ねっとに「協賛」いただけることで、協賛企業の社員は自由にご覧いただけます

 

◇個人協賛
「患医ねっとオンラインサロン」へご入会し、メンバーになった方は、すべての動画を自由にいつでもご覧いただけます。
詳細は、【オンラインサロンページ】より、【メンバーになる】を選択の上、メンバー登録をお願いします。

対談を希望される方へ

患医ねっとでは、本企画に共感し、対談してくれる「病気がある方」を随時募集しています。
詳細は【募集要項】をご覧になったうえで、ぜひご連絡ください。

協賛企業の紹介

協賛をいただいた企業・組織のロゴ(リンクつき)を設置していきます

田辺三菱製薬労働組合 様
NPO法人両育わーるど 様
知的・発達障害児と関わる人がともに学びあう、「両育」がある社会へ
JPPaC
全てのサービスは患者のために

主催団体について

本活動は、患医ねっとが主催しています。