【報告】第85回ペイシェントボイスカフェ
実施概要
イベント名 | 第85回ペイシェントボイスカフェ |
開催情報 | 2022年11月6日(日)19:00-20:30 |
開催場所 | オフラインとオンライン併催 |
スピーカー | 名倉 慎吾 さん (患者家族) |
疾患 | 間質性肺炎 |
参加費 | 来場参加4,000円 オンライン2,000円 オンライン(学生)1,000円 |
アーカイブ動画 | オンラインサロンにて公開 |
実施レポート
【日程】
2022.11.6
【ゲスト】
名倉 慎吾さん
【イベント紹介】
患者と医療を繋ぐ活動の一環である。
薬剤師他、医療関係者が患者さんの実際のお話しを聴くことで、患者視点や想いを知り、臨床における薬剤師の発想を広げてコミュニケーション能力向上へ繋げていただくことを目的にしている。
また、参加者同士の交流の場としても機能している。
幼少期やんちゃな小学生だった演者は、下肢の痛みをきっかけにして背骨の骨折と血液検査での白血球の異常値が見つかる。元気になるために、友人に会うために白血病の闘病を頑張ろうという気持ちだった。当時治療法はなく、抗がん剤は吐き気や脱毛が強かったという。
白血病治療に関しては、移植によって生きているため誕生日が一日増えたと感じている。しかしその後間質性肺炎の診断。気胸を繰り返し、息苦しくなり今の状態になったという。
薬剤師の印象は、正直あまり印象がない。ただ身内(お兄さん)に薬剤師がいるため、他の薬剤師を頼らないため印象が薄いのかもしれない、と言う。 健康だと移植の話題は身近ではない。ただ健康を眞本として命を助けられることもある。医療は日進月歩だから、未来に向かい、みんなでお話ししていきたいと考えている。
(文責:滝本大輔)