【実施報告】第72回ペイシェントボイスカフェ

実施概要

イベント名第72回 ペイシェントボイスカフェ
開催情報2021年10月3日(日)19:00-21:00
本イベントは終了しました。
開催場所ZOOMによるオンライン開催
スピーカー中平瑛子さん
内容急性リンパ性白血病
参加費オンライン参加2,000円 学生オンライン参加1,000円
アーカイブ動画オンラインサロンで公開予定

実施レポート

【日程】

2021.10.03

【ゲスト】

中平 瑛子さん

【イベント紹介】

12歳で急性リンパ性白血病に罹患、それをきっかけに薬剤師を目指した。幼少期は、医療スタッフの名前など日記を書いて記録していた。病気の発覚には初期症状から1ヶ月ほど要した。がん化学療法にはきつい検査や、副作用以上に辛いものもあった。入院中は、副作用対策は母の助言が大きかった。入院治療終了後、脱毛に絡んで社会的問題と直面し精神負担が大きかった。また治療が終わったとはいえ、“元通りではない”ことを注意しなければいけないことも再認識した。

薬剤師との病棟での関わりは2~3回、今思うとあまり病棟には来なかった。副作用や効果、退院処方について教えてもらえたら、生活ももっと楽だったのかもしれないと考えている。医療関係者との関わりで言えば、研修医の先生が主治医よりも頻繁に対応してくれて、精神的に楽になれる瞬間だった。歯科・栄養士・看護師については食事についての情報共有が薄く、もっと患者含めて連携をとり、お互いに“伝える努力、もう一声”があれば変わっていたかも知れない。

薬剤師へ期待することは、薬は不可欠なものであり保護者だけでなく“小児(患者本人)にも”工夫して伝えてほしい、つまり小児へのコミュニケーションへも力を入れてほしい。退院時指導で、退院後のアフターケアがほしかった。長い治療の中でゴールが見えると希望になる。患者が訴えを“我慢”して、医療関係者も気づけないことがある。訴えに対して向き合ってほしいという願いがある。 より良い環境作りのためには、患者・医療者両側の努力が必要であること、より良くなるように還元していけたらと考えている。これまでのいろんな経験は“がんになったことによるプレゼント”だと思っている。

(文責:滝本大輔)

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