【実施報告】第73回ペイシェントボイスカフェ
実施概要
イベント名 | 【オン&オフライン併催】第73回 患者さんと薬剤師の対話の場 「ペイシェントボイスカフェ」 |
開催情報 | 2021年11月7日(日)19:00-20:30 |
開催場所 | SIGNECOFEE(会場)とオンライン併催 |
スピーカー | 深井義久さん、奥野真由さん |
内容 | 新型コロナウイルス感染症罹患経験 |
参加費 | 来場参加 4,000円(食事代、ドリンク代含む) オンライン2,000円 オンライン(学生)1,000円 |
アーカイブ動画 | オンラインサロンにて公開 |
実施レポート
【日程】
2021.11.07
【ゲスト】
深井さん×奥野さん
【イベント紹介】
コロナ陽性となった経験をもつお二人に対談形式でお話しを聞いた。
ウイルスに関する情報の入手については、専門性のある機関のホームページを参考にする一方、不安をあおられることもありメディアを見なくなったというお話しもあった。ワクチンを打とうとした時に陽性になったり、感染後のワクチン接種など人との違いもあり、副反応に関しても個人差がある印象だという。
症状に関しては、上気道症状を含めた発熱があったが、症状の悪化具合などから診断が遅れたり、味覚障害はなかったりした。一方で、ワクチンを打った後に発症したり、病因がパンクしていて自宅療養が多いタイミングだったこともあり、自宅でアイスクリームや飴、野菜ジュースなどでしのいだというお話しもあった。
地域の支援サービスについては、家族の濃厚接触のこともあり最低限の外出だけで、家族の支援を受けたのでサービスは分からない、一方でネットスーパーなどを利用できた話しもあった。
後遺症については、特にないというお話しもあれば、抜け毛の症状は見られたお話しもあった。一人暮らしによる心理的な不安はあり、大変だったよう。
ご自身の周りの環境、人間関係については、反応が様々だった様子。職場の人は冷たかった一方、施設の人は頼りにしてくれたことも分かったり、先輩からの宅配便が届いたりしたこともあり、周りとの関係性を如実に感じた様子。様々な状況を浮き彫りにしたお話しを伺えた。
(文責:滝本大輔)